お酒より人生

考え事があると、お酒を飲まなくなる。やらなければならないことがあると、お酒を飲まなくなる。健康に不安を感じると、お酒を飲まなくなる。夜をゆっくり楽しもうとすると、お酒を飲みたくなる。夜遅くに疲れて帰って来ると、お酒を飲みたくなる。健康に油断していると、お酒を飲みたくなる。

つまり、お酒の一歩手前をコントロールすれば、お酒を飲むか飲まないかがコントロールできる。そんな気がして来た。

集中と反復

まとまった時間を確保して、集中して取り組む必要があること。そうしないと出来ないことにはそうする。邪魔が入らないように入念に準備し、自分に予約を入れる。

それほど集中する必要はないけど、それなりに時間がかかること。これは段取りや進行を分割して、他の仕事と混ぜた方がいい。

すぐに出来ること。これはすぐにやらない方がよく、どこかに出来た空き時間に回す。或いは、時間がかかることの合間に片付ける。出来ることをやりすぎると、やらなければいけないことが後回しになる。難易度が低いことを優先的にスケジュール確保するのは、目的意識がなさすぎる。

大きな仕事は週に何度か触れた方がいい。一回の触れる時間が短ければ短いほど、ストレスに感じなくなる。

スポーツクラブを退会したつもり

以前に書いたように、今年の1月頃に勤務先と自宅の間にあるコナミスポーツクラブに入会した。最初の数ヶ月は週に2回、頑張って通ったり、たまに別の店舗に出向いたりして、頑張った。そのうちに、自転車でも良いと思い始めたら、急に行かなくなってしまった。この半年間、足が遠のいたままだったので、12月で退会することにした。

でも受付の人は、都度会員に変更してくれた。また来てね、ということらしい。次に来る時はたぶん、本当に退会して、クレジットカードの特典で都度会員になると思う。でもそれは本当に次に来た時でいいや、と余計なことは言わなかった。

スポーツクラブの会員になって、お金を払っているだけでは、行かないと損をする、という強迫観念は生まれなかった。通うのに便利なところにあること、それから自分の生活時間に合わせて通える営業時間であることの2つがとても大事と学んだ。

猫の記憶保持

猫は16時間ぐらいは覚えていられる、と聞いていた。でもうちの猫は若いのか、数日は憶えているよう。毎日、ベランダに出たがるのは、外の風に当たりたいか、開放感に包まれたいか、あるいは日光浴かと思っていた。ところが最近、家の中でライトを追わせたら、外にあまり出なくなった。代わりに壁の前でじっと待つ姿をよく見かけるようになった。

家族で話し合って、どうも光を待っているらしい、と言う意見に落ち着いた。光を当てると、待ってましたとばかりに飛び出す。追いかけてぴょんぴょん跳ねる。それはもう、本気で走る。

1日、2日は待てているから、猫の記憶力はもっと長いと思うに至っている。

スポットライト

うちの猫は光を追いかけるのが大好き。ベランダのハンガーなどの照り返し、腕時計に反射してできた壁の明るい光の点、いずれも飽きずに追いかける。晴れた日にしか遊べず、日曜に腕時計で散々追いかけさせてあげたら、翌日以降も壁の前で待つ始末。

2日間も待ち惚けを喰わせたので、昨夜遅くに読書用のLEDランプで遊ばせてあげたら、夜中でも大騒ぎだった。

それならと光線を絞れる懐中電灯かLEDライトを探したら、ペット用のLEDライトが売られていた。今まで気にしたこともなかったが、そうか、これもよくあることなのか、と感心して注文した次第。

やっぱり猫はいい。

猫の朝

朝、目覚める。檻の中にいれば、のんびりと待つ。椅子の上か、椅子の下か、机の下か、タワーの上か、ドアの前か、食器棚の前なら、人間の隣なら、散歩を始める。人間はまだ起きてない。

よく虐めてくる人間が起きて来たら、とりあえず鳴いてみる。でも、これはご飯をくれないことが多い。

よく抱きついてくる人間が起きて来たら、これにも鳴いてみる。でも、これはなぜか、水がたくさんある部屋に行く。出てくるとご飯をくれるので、それまで待つ。お腹が減ると、もう1人にまた鳴いてみるが、やっぱりくれない。

やっとあれが出て来てご飯をくれる。待たせるなという気分。

そして檻に戻って、朝ごはん。食べ終わると、トイレをするか、しないかはその日の気分。とにかく朝のひと時は4階に戻って終わる。そこが自分の休憩場所。暖かい風が一番当たる場所の1つ。