視点の高さと品格

視点は高すぎても低すぎてもいけない。高すぎると分不相応な発言に繋がる。低すぎると自分のことしか考えなくなる。無理に誘導しようとすると、視点が高くても押し付けが目立つようになる。

良いリーダーシップとは、自分が退いた後でも持続するような方針や姿勢のことである。悪いリーダーシップとは、自分が退いた後に、それまでの議論や進捗を無かったことにされてしまう方針や姿勢、関わり合いや押し付けのことである。

良いリーダーシップには品格が伴われている。悪いリーダーシップには底が見え隠れする。

オンラインとオフライン

常にオンラインの人には、いつでも時間を気にせずメッセージを送る。オフラインになりたい時間帯がある人に対しては、私もオフラインの時間帯を明示させてもらう。そう、決めている。

そして、寝ていたら必ずオフラインだ。寝た後には、通知で起きることはない。

物事の順序

まず自分のことを片付ける、他の人を助けるのはそれからだ。この順序を逆にすると、共倒れか、人を助けて自らを挫くことになる。利己主義と利他主義の違いではない。他の人を助けるのに、自らを支える土台を盤石にしておかないと、共倒れになりかねない。

甘えさせてくれない人には甘えない、とは違う。が、似てはいる。いつも甘えてくる人が、過度の負担を強いる時は要注意だ。その人が自分の仕事を終えるためのマンパワーに、依頼なく私が頭数に入っているとしたら、かなり怖い。

共存共栄はこのように難しい。

繰り返し悩むこと

アマゾンでカリタのステンレスのドリップポットが半額になっているのを見ると、いつも購入しようか悩んでしまう。お得に見える。ステンレスでも良さそう。ステンレスでもいいかな。

そこまで考えていると、視界の片隅に銅製のドリップポットが入ってくる。定価はあまり変わらないが、セールになっているのはステンレスの柄のステンレスポットだけ。木製の柄のもセールになってない。

銅製の0.7Lのドリップポットが5000円だったら買うのに、とまで考えていると、そういえば昨年も同じことを考えたことをやっと思い出す。さほど重要なことではないので、記憶に留めておかなかったようだ。今回も同じように悩まされてしまった。ドリップポットは金銭的な余裕のある時期に、銅製の0.7Lの物を買おう、ともう決めておこう。

それでも多分また、忘れて同じことを悩むのだろう。売る方も然る者だ。そのうち心の揺れが大きくなって購入してしまう日が来た後に、このメモを思い出すのかもしれない。

種の蒔き方と育て方

種を蒔くのは簡単だ。用土を用意して、養分を与え、種を適当な間隔を置きながら蒔けば良い。でも育てるのは大変だ。近隣から雑草が飛んでくる。土の下にも杉菜が蔓延る。それらを遠ざけながら、芽が出るのを待つ。芽が出たら、もっと大変だ。近しい芽が互いに養分を奪い合ってしまうので、適当に間引く必要がある。

野菜を育てることは、発芽率との戦い、成長率との戦いだ。芽が出るのが第一歩。成長させるのが第二歩。そして成長した植物の中から一番よいものを残して、あとは間引くのが第三歩。勿体なくても、苗を間引いたり、葉や茎を間引いたり、花を間引いたり、実を間引いたりする。それが、美味しい物に繋がる。

このことは仕事にも通じる。種を蒔かなければ、成果は出ない。でも蒔いた種が全て、成果に繋がる訳ではない。だから結構な数の種を蒔く必要がある。そうするうちに、よい種の蒔き方や、発芽した芽のうちの性質のよいものの残し方を覚えていく。

行き当たりばったりではないのだ。でも発芽率、成長率、与えた養分での美味しい実の数の限界などがある。だから種は蒔きつつ、筋のよい苗の成長を見守りつつ、たまに間引いておいて、よさそうな実をより美味しく育ててから収穫する。

  1. まず種を蒔く
  2. 芽が出たら育ててみる
  3. 別の種を蒔くか、その芽を愛でるか、分岐してもいいし、一方を選んでもいい
  4. 実が成ったら収穫するし、実が成らなければまた別の種を蒔いたり、別の芽を愛でていい

これの繰り返し。でも、芽がでる確率を上げるように努めたり、出た芽をよりよく育てるように努めたり、途中のプロセスも努力が必要だ。

畑は実に奥深い。

アイディアの源泉

アイディアの源泉は、対象についての長時間に渡る入念な検討にあると思う。これを経ずに生まれてきたアイディアは、本当に運が良い。思い付きが上手く運んだという経験は、思い付きを重ねるのがいいと思いがちだ。でも、そのアイディアを思い付く前にしていたことを思い出すといい。きっと、そのアイディアが生まれるまでに、対象に触れていた時間、感じていた思い、それらの積み重ねが自分をアイディアに導いてくれていたはずだ。アイディアは決して、短時間で浮かぶものではない。

最近、そう思うようになってきた。

攣っただけみたい

その後、散歩をしたら腫れが引いてきた。どうやら攣っただけだったようだ。それにしては変な痛みだった。慣れない筋肉が攣ったのかもしれない。

左腿筋肉損傷

先週ずっと何もできず、昨日は一週間ぶりの自転車、今日は一週間ぶりのジョギングだった。一週間の休息の後の急な再開なので、ウォーミングアップから徐々に再開するのがよかったと、今では思う。

今朝、ジョギングをしていたら、左腿の外側の筋肉を損傷した。急に刺すような痛みを感じて、ジョギングを中断した。刺された感触が強かった。スケートボードで痛めた時に感じた内転筋の痛みとはまた違う。あの時はその後も歩けた。でも今回の痛みは違った。腓腹筋かヒラメ筋のあたり。ジョギングをゆっくりと再開しようとしたけど、もう、足を踏ん張れない。

そのまま帰って、お風呂で少し身体を休めてから、シップを貼った。暫くは自転車のみかな。

習慣化と習慣

習慣化に役立つアプリは、習慣化後には却って煩わしい。もう習慣になったことを、単に記録するのは意味がない。むしろ習慣の成果を記録すべきだ。その意味で、習慣化アプリは習慣にする過程で役に立つが、その後には習慣として記述する内容を、成果に変えていかないといけない。

トップスピードとゾーン入り

どちらも仕込みが大事。

トップスピードにすぐに入るには、準備を整えておく必要がある。スピードを上げていく過程が円滑に進むようにしなければいけない。

ゾーンに入るにも、条件を揃えておく必要がある。心の動きがゾーンに向けて真っ直ぐ進まないといけない。

更にどちらも、入った後に暫く維持できるための条件を整えておかないといけない。