システム手帳

システム手帳の選択肢が減ってきた。

モンブランのマイスターシュテックオルガナイザーのミディアムがオンラインストアで完売のタグが打たれてた。先月はまだ在庫があったので、たぶん最後の一つが売れたのかな。国内のブティックにも在庫がないそうだ。そういえばモンブランは一昨年を最後に、システム手帳のカレンダーリフィルの提供を止めていた。数年前のスモールに続いて、なんとなく見てディアムもこのまま、販売終了になるような気がする。

ルイヴィトンのシステム手帳も、オンラインストアで調べると、バイブルサイズに相当するアジェンダMMはどれも在庫が見つからない。ルイヴィトンのオンラインストアは、ブティックごとの在庫も調べられるのは嬉しい。まだ幾つかのモデルは、そこここのブティックに在庫があるようだ。

モンブランのものが欲しければ、ブティックに声をかけてみようか、と思った。

グッチももう、システム手帳をラインナップから外していそうだ。見つからない。

伊東屋のホームページで見てみると、プレイリオ、ノックス、ブリットハウス、アシュフォードなどが、ラインナップを充実させてくれている。フランクリン・プランナーは独自の販路みたい。Smythonというブランドも広告をたまに見かける。

ファイロファクスは定番ラインで選ぶ感じ。フランクリン・プランナーやノックスも、レザーを国内外から調達して、いい手帳を作っている。アシュフォードもだ。

ファッションやステーショナリーのブランドは戦線縮小していて、手帳を中心に商いしているブランドが頑張っているようにも思える。

年に1回、カレンダーリフィルを買って入れ替え、ノートリフィルはもったいないから使わない。そんな少し市場規模が小さくないシステム手帳で、上の方が減ってきてる。大袈裟だけど、紙を用いる文化に変容が起きているのかもしれない。

私も予定の管理はスマホでいいけど、日々の記録は今でも紙の手帳がいい。だから、紙が残ってくれるといいなと思ってる。