義父の訃報に触れた

飛行機に乗らないと行けない所に住んでいる義父が亡くなったとの知らせを受けた。急ぎ駆け付けたいが、これからワクチンの接種2回と、その後の14日間の隔離を経ると、全てが済んだ後にしか、義父に会えない。そして火葬されてしまう義父には挨拶もできない。何という世界になったことだろうか。

通いのヘルパーさんと近所の人の話から、自宅の屋根で昼寝をしたまま、亡くなったようだ、ということが伝わって来た。月曜日にいびきをかきながら昼寝をしているのをその2人が気付いていて、そのままにしてあげたところ、火曜日にも同じ姿勢で動いておらず、様子を見たら、事切れていたそうだ。自宅で天寿を全うできたのは、少なくとも不幸ではなかったと思いたい。そして、最後に眠ったままで、苦しまなかったであろうことを願いたい。

義父の冥福を祈る。