散歩とジョギング

散歩は歩くだけ。ジョギングは走る。スピードは変わらなくても、運動量が違う。

歩ける時は、乗り物に乗らずに歩く。それは基本。歩くのは嫌いではない。でも歩くときは、一人なら颯爽と、複数ならのんびりと歩きたい。これだと、あまり運動量は稼げない。エネルギーの消費が多くないし、身体の筋肉もあまり使わないので、長い時間歩いてもあまり身体は引き締まらない。

そう思って、少し走り始めた。早く走れなくても毎日の決まった時間を、短くもいいから走る。ジョギングでも、それ、アップじゃないの?と思われる遅さでもいい。30分は有酸素運動を続けないと脂肪が燃え始めないとか、まとまって運動をする方が効果が出るとか、いろいろ言われてる。でも毎日にしろ一日おきにしろ、長い時間を取るのは難しい。それなら、と時間は短くても毎日の習慣にしようと考えた。

効率を気にしすぎると、逆に行動が遅くなるし。周りに成果までの効率をよく気にする人がいる。時々意見が合わない。それは効率が悪い、とよく言うのだけれど、効率とは常に習熟の先にあるものだ。メールの返事が短いのは、返事をする準備ができてるからであって、何も考えずに急いで返すのは、ただの考え無し。それを、見た目の効率で測ると、その人が間違った方向に伸びてしまう。私はそう思うので、他人には自分を差し置いて、効率を重視しないように導こうとしてる。

体型のコントロールも同じ。効率よく減量したいなら、プロの助言に従うといい。でも、マイペースでいいなら、たばん習慣化することがまず大事。効率を検討するのはその次だ。慣れてない人がコツを教わっても、その通りにできないのは何でも同じだろう。まず、そのことをやる人に、次にそのことができる人に、そして、振り返って改善を検討できるようになって初めて、コツが生きてくる。

何でもそう思うんだけどな。まずは習慣化から。暫くは、スピードを気にせずに毎朝2キロ、雨でも走ってみようと思う。ちょうど先週に二日酔いになり、しばらくお酒はいいや、と思っていたところに、走る気が湧いたのは幸い。