猫の食欲が落ちている。もともと少食で、食べたくなくなったら不意に食べるのをやめる猫だが、以前は朝晩に一回ずつ20グラムぐらいをあげたら、1日のうちに食べてくれていた。それが最近は合計で10グラムから20グラムぐらいまで減ってきた。
最初はお医者さんに罹ってみた。確かにこの子は憂鬱に見える表情をするのだが、元気がない、あまり甘えてこない、というこちらの言に基づいて、胃腸薬と抗うつ剤を処方してもらった。抗うつ剤は、甘えるようになる薬なので、あまり甘えるようなら飲ませるのをやめてください、との助言も頂いた。
飲ませてみたら、凄かった。甘えてくるというよりは、元気になりすぎる。遊んで欲しいと頼んでくるし、鳴き声もいつもと違って太い。うちの猫が垂直方向に動く子だったら、家具の上に登るだろうな、と思うほど、元気だった。そして確かに、食欲も戻った。でも、一回の薬の効果は約1日半続いて、効きすぎのように感じたので、お医者さんに相談せずに、その薬を飲ませるのをやめた。
もしかして食事のあげ方が良くないのかも知れないと感じて、インターネット検索に頼ってみた。
- 一回入れたらそのまま置いておく
- 時間を決めて回収する
ドライフードならどちらでもいいそうだ。ウェットフードなら、衛生まで考えると、後者がいいらしい。以前にペットショップに相談した際に、総合タイプのドライフードを食べているうちは、それを食べさせた方が猫のためにはいい、と教わったので、なるべくウェットフードの導入は遅らせたい。何かを気に入ると他は食べたくなるとも言われた。他に次のようなウェブサイトに書いてあることを参考にした。
- 猫の餌とあげ方 https://www.axa-direct.co.jp/pet/pet-ms/detail/4601/
- 猫ちゃんのごはん事典 https://www.aixia.jp/gohanjiten/
- 子猫への餌のあげ方 https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/1323.html
次に、ふと猫草を買ってきた。以前に買った時には、全く食べなかった。でも、今回は食べてくれた。自分でも頑張って口に入れるが、どうも噛みちぎれないらしい。自分で噛みちぎれないので、私たちが葉を摘んで、差し上げてあげている。これはよかった。継続して、栽培しようと、ハリオのにゃんベジを買ってみた。
それでも食べる量が増えないので、ネットで猫がドライフードを食べなくなったことを検索してみた。先達のページがいくつも見つかった。
- 猫がドライフードを食べない理由とその対処法 https://nekochan.jp/cat/article/3043
- 食べていたキャットフードを食べなくなった理由 https://massan.petfoods.shop/about-cat/shokuyoku.html
- ドライフードおすすめ https://thebest-1.com/a32/
斜め読みで把握したことは、猫が食べなくなるのは、味に飽きたか、ドライフードが好きではないか、口の中が痛い、のどれかもしくは複合らしい。そして、味に飽きた場合の対処として、ふりかけを掛ける、とあった。他にも、ふやかす、もあったが、うちの子はまだ若いので、ふりかけにしたいと考えた。うちでは数種類の餌を混ぜてあげているので、どれかに飽きるという事はないような印象を抱いている。食べ残す量を見ていると、好き嫌いはあるようだが、後に回すものはあっても、食べないほど嫌いなものはない。
確かにネットで調べると、猫用の削り節かいくつか見つかる。人間用では味と塩分が濃すぎるらしい。ふりかけの存在は知らなかった。それならばと昨日、近所のペットショップに出向くと、確かに食事コーナーの隅に並んでいる。これは目につかない。スーパーにも行ってみたが、スーパーのコーナーにはない。なおこれらのふりかけは、ネット通販で購入すると高くつくので、行きつけのペットショップがあれば、出向いて買うのが良さそうだ。
マグロとカツオがあったので、両方買ってみた。うちの猫は痴漢があまり好みではなさそうなので、ささみはまたいつか。そして実際にふりかけをかけてあげると、夜のうちに15gを完食してくれていた。これはいい。暫くの間、あげ続けてみようと考えている。
今日のキーワードはふりかけ、というわけ。