勿体無いと言われても

一定量を一定額で売られている食品や飲料を買ったとき、全部を食べ切る、或いは飲み切らないと勿体無いと言われる。でも、それより少量の単位で買えないので、仕方無くその単位を買った方としては、限界を超えてまで摂取する方が良くないこともある。

食べて太るか運動するか、抑えて無駄を生じさせるかは、常に悩んで後者を取る傾向にある。所謂、飽食の時代の考え方との批判は、受けざるを得ない。

もう目前で量を選んで買い、残ったものを捨てるぐらいなら、物流のもう少し上流で無駄を減らす工夫をすれば、余った食料は食糧不足の地域に供給できる、と言う主張は幻想に過ぎない。でも大量廃棄で生じる無駄を省ければ、それで浮いた費用を消費者に還元するか、世界で分け合うか、と言う議論ならば、合意できる余地はあるように思いたい。

こういう議論をあまりしたくないので、会食の頻度はなるべく減らしたい。