活きた本棚

本棚は個人のものであったり、家族のものであったり、あるいはグループのものであったりする。誰か個人の本棚なら、他の人が立ち入ることは難しい。複数の本棚なら、何か興味を共有したり、興味が多様なことが現れたり、それでも本棚がそれを使う人たちの関心の地図を描く。

活きた本棚とは、いつも手が入り続けて、頭の中の興味、また集団の多様性と、本棚の本の並びがしっくりきているような本棚のことを云う。自宅の本棚をそのようにしたいものだ。

それでも保管のための本棚も必要であり、並べない本は、それなりに整然と保管して、いつでも出せるようにしておきたい。