彦根

滋賀県は新幹線が通っている。県内の唯一の新幹線停車駅は米原。ここにはのぞみは停車せず、ひかりとこだまが停車する。米原市は、県内第二の彦根市に隣接している。米原から車で数十分南下すると、県庁所在地の大津に至る。大津は琵琶湖畔の南端の都市で、京都府にも面している。市内から大津駅で琵琶湖戦に乗れば、山科、京都と二駅で京都駅だ。

彦根と米原は互いに隣接している。そしてどちらも琵琶湖に面している。米原から彦根に行くには、JR琵琶湖線で一駅、もしくは近江鉄道で三駅。すぐにつくのが琵琶湖線で、沿線を味わいながら移動できるのが近江鉄道だ。

彦根には、ひこにゃんがいる。むしろ彦根城があるというべきか。彦根城に1日3回、ひこにゃんが出没する。彦根城の南側には城下町が広がっており、街の風情が保たれている。街の雰囲気を大事にしているためか、隣接する夢京橋キャッスルロードのお店の大半は、火曜日が定休日、そして閉店時間が午後5時である。居酒屋などは、彦根駅付近に位置している。

その他、彦根には滋賀大学がある。参考までに、滋賀大学の彦根キャンパスが位置するのは、かつての城内で、内堀に隣接している。二ノ丸はキャンパス内のどこからでも見られるそうだ。

彦根駅の東口は、昔は住宅地だったのを再開発をしたそうだ。現在はケーズデンキ、東横イン、結婚式場などがある。再開発に失敗したという評価もあるようだが、コメダ珈琲などもあり、羨ましい限りだ。

彦根城付近から彦根駅までは2kmない。タクシーでも千円以下で辿り着く。彦根タクシーがJapanTaxiに参加しているので、とても簡単に呼べる。実は彦根城から米原駅も遠くない。琵琶湖線で一駅だし、市としても隣接している。琵琶湖線の時刻表が不等間隔なことから、タクシーに乗ると、米原に行くことを勧められる。その方が、新幹線に乗って帰るには便利だからだ。確かに移動時間は減るし、余裕が持てるし、彦根市内からタクシーで米原に移動した方が便利なことが多いと思う。でも、お土産を帰路で購入しようと考えているなら、米原直交はお勧めできない。

米原駅には、お土産を買える場所が2つある。一つは近江鉄道がある東口のAzelea(あぜりあ)で、もう一つは新幹線の改札の中にあるキヨスク米原橋上店。後者があることを知ってる人は、そのまま改札から入れば、この地域のお土産に辿り着く。後者があることを知らない人と、あぜりあで米原と彦根のお土産を買うことができる。もし帰路にタクシーで米原に直行した場合には、このどちらかがお勧めだ。

もう少し彦根にフォーカスしたお土産を買いたい場合には、帰路に着く前に、夢京橋キャッスルロードを練り歩くか、あるいは彦根城周りのお土産物屋さんをめぐっておくのがいい。彦根観光センターも彦根城の近くだし。

もし、帰路に彦根でお土産を買うつもりなら、タクシーに乗って、米原行きを勧められても、彦根駅にある彦根観光案内所に行きたいから、と彦根駅に行く目的を告げるのがいい。彦にゃんはどこでも関連する商品がある。彦根に関するお土産は、米原でも買えるけど、米原には米原の良さがあるので、彦根のお土産のバラエティが豊富なのは、やはり彦根市内だからだ。