4年も前の出来事だが、今、触れたので、記しておく。道理で最近、店頭でセイコーの電子辞書を見かけなかった。セイコーインスツル株式会社(略称SII)の電子辞書は、玄人向けの辞書のライセンスを受けていて、何年かに一度、買い替えていた。でも、万人受けする製品ではないと思っていた。
私も電子辞書をそれほど頻繁には利用しておらず、たまに使う程度なので、買い換えの間隔はとても長い方だ。でも、また最近、久し振りに買い替えようと思って、調べてみたら、4年も前に市場から撤退していた。非常に残念だが、製品を作る側、製品を提供する側にも理由付けが必要なので、仕方ないのだろう。
カシオの電子辞書は母が便利に使っていたが、百科事典的な印象が強い。本を読みながらの辞書検索には合わないと思っていた。シャープの電子辞書は買ったことがない。
次はシャープの製品を試してみようか。そう思ってカシオとシャープの製品を調べたら、セイコーインスツルのハイエンドの電子辞書と互角な商品が、カシオから販売されていた。シャープのハイエンドの商品もいい。次はこのどちらでもいいかな、とともかく不安が払拭できて安心した。