10連休にて思うこと

10連休は長すぎた。仕事が進まないから休むしかない。それは良いことなのだけど、遊びに行く先も普段と勝手が違う。ディズニーランドは連休の最初の2日間は空いていたそうだ。どのアトラクションも1時間以下の並びで入れたらしい。みんなで見込みが違ったのだろうか。今日も、いつもなら混む日曜の午後の大きな喫茶店が、7、8割程度の人の出だった。

今年は私にしては真面目に休んでみた。1日に一つから二つしか仕事をせず、連休前が締め切りのものも急いで取り組むことなく、過ごした。

例えば、家の荷物を少し片付けた。食卓の周りに展開しすぎていた物たちを、整頓したりまとめたりした。物は種類ごとに1箇所にまとめた方がいいとは、テレビで見た片付けのプロの意見だったか。同じものがどれほど沢山あるかは、確かにまとめれば誰でも気付く。まとめなくても気付くが、在庫管理は少なくとも情報は分散させず一元化した方が良いのと同じことだろう。

職場の荷物も少し片付けた。同様に事務用品や消耗品の在庫が散らばっていたので、一箇所にまとめた。白い箱は紙と文具と事務用品、黒い箱はその他の物品、と用途を分けた。使う物の品目数も減らした。仕入れの単位も見直して、必要な数のみを注文して在庫を持たないようにしようと決めた。

持ち歩く荷物を見直してみた。鞄の中に入っている物を整理したら、常に使う物と、特定の場所でよく使うがそこ以外には持ち歩かなくても良い物、そしてあまり使わない物、の3種類に分類された。私は一回の移動時間が1時間以下が殆どのため、携帯用の充電バッテリーは多くの場合に必要がない。水のボトルはあまり使っていない。この二つは鞄から取り出した。

時間の使い方を見直してみた。週に一日はリフレッシュのために使うことにした。散歩をしたり、本を読んだり、思索に耽ったり、走ったり、庭の世話をしたり、とにかく6日間の延長としての7日目でなく、6日間と6日間の間の特別な1日としての日曜日を過ごすようにする。人との関わりの中では時間に大切も無駄もないが、お喋りなど平日の無為な時間は、1日あたり30分以内に抑えたようとも思った。また朝の珈琲タイムは15分、午後のティータイムは30分。どちらもトマト1個分3(25分)としても良い。

長い休みは、斯様に自分を見直すのに役立つ。たまには在っても良いが、年に2つ程度で十分だ。