家の片付け

ローンを払い始めて6年目に入った。同僚の昇進審査の期間と、引っ越しが重なって、独りだけ前の家に半年ほど残ったのを覚えている。それが2013年の暮れから2014年の春のこと。今は2019年の春。6年目に差し掛かったところだ。

毎回の引っ越しの後の悪い癖で、とりあえず荷物を移して、箱に入れたまま、そして積んだまま、新居での生活を続けている。今後、二度と使わないものもあるはずだが、日常に忙殺されているとの言い訳を使い、吟味もしない。今も段ボール箱に囲まれて暮らしている。前の住処でも同様だった。二つ前の住処から運び込んだ荷物の少なくない割合が、そのままヤマト運輸の箱に詰まったまま、次の引っ越しを迎えた。

しかし、今回は借家ではなく、自宅を所有した。所有したのなら、しっかり使わないのは損だろう。最近、そう思うに至り、自宅にいる時間を長めに取ることにした。

それで片付けを始めた、と言いたくて今日のノートを起草した次第。