頑張っていようが頑張っていまいが、そんなことはどうでも良い。いつ頑張ろうが、いつも手を抜こうが、それもあまり気にしなくて良い。結果さえ揃えば、建前が通る。また、中身もどうでも良い。こちらが何かを裁可する際に、どんな説明を要求されるかだけを考えて、体裁だけを気にすれば良い。
だから上役は、中身やプロセスに立ち入ることなく、体裁と結果にだけ拘るようだ。人を育てるためには、結果よりもプロセスの方が大事に決まっている。プロセスの内容はもっと大事だ。でも、そこは社会に出ると評価のポイントではなくなる。責任を取るべき人たちは、責任の所在を明らかにした途端に、自分が上にどう説明するか、自分に被害が及ばないか、を気にする。いや、気にせざるを得なくなる。
下の成長のために責任を取ってくれる人には、一生ついていこうと思う。ずっと責任を取ってくれなくても良い。最大で一度だけで良い。下も迷惑をかけたくてかける訳ではないから、そういう状況にならないに越したことはない。
でも最終的には、建前と体裁がとても大事なことを、誰もが忘れてはいけない。