理解されないならいいかな

適切な時期と間隔での世代交代は、組織の継続には必要と思うようになってきた。同じことを一人が永続的に担当すると、組織は回らなくなるようだ。そのためには、誰もがやりやすい役割を抱え込んでいてはいけない。

既得権益を維持したがる人については対応が難しい。一度獲得した権利を手放さないとも言えるが、それだけでなく既に存在しないはずの権利を保持していると主張する人もいる。過去の実績を持つ人の意見を尊重するのは悪いことではない。ただ、同様に現在に頑張っている人が動きやすいようにすることも大事だ。その人が既に現在は関与できないポジションに移っても、影響力を持続的に行使したがることは、組織には良いことではない。

そう思うのだが、そのようには公式には発言できない。かすかに意思表明をするだけでも、通常は逆風しか吹いてこない。同僚とは同じベクトルを共有したいと思ったが、どうも理解されないらしい。それなら別に良いかな。