トランジットで往復とも数時間ずつ滞在した。とても綺麗な空港だ。到着すると必ず、2つのコンコースのいずれかに通じる乗り換えのセキュリティゲートを通過する。ゲートを出た後は、全てのゲートに徒歩でアクセスできるが、AからDが1つの十字のコンコース、EからHがもう1つのコンコースにそれぞれ連なっている。空港内の免税店や飲食店の多くは2つのコンコースを繋ぐ通路の建物の4階にある。ラウンジはそれぞれのコンコースにある。行きと帰りで、同じセキュリティゲートを同じ向きに通過し、空港内で5時間前後の滞在をして、同じターミナルで次の飛行機に乗ったので、覚えた。
スワンナプーム空港の地下にいろいろな飲食店やホテルがあるので、もし5時間以上の余裕があるなら、タイに入国するのも一案らしい。再出国する時のセキュリティが混む時間帯は、入国と出国し直しで計2時間くらいは見ておいた方が良いそう。タイの査証と自分のパスポート発行国と入国と出国の申請書類の準備状況も、途中の2回の審査時間に影響を与えるかもしれない。今回の往路は5時間半の間隔があり、出るのがスムーズ、戻るのも空いていて、3時間はマッサージや食事に使えたそうだ。復路は4時間半なので、やめたそう。そう、友人に教わった。私は今回は、同行者と一緒に、ターミナルの中のベンチに座って仕事をしたり、スタバや現地のお店でコーヒーやチャイを飲んだりして過ごした。帰りには、お土産とスタバのグッズを買ったりもした。
空港内は無料のWi-Fiがどこでも使えた。SSIDから、少なくとも3社が提供してくれているようだと推察した。2社は氏名やパスポートを入力すると2時間は接続させてくれる。1社はもう少し入力するが、接続用のアカウントを発行してくれる。そのうちの2社は登録情報を空港とリアルタイムで共有しているらしい。最も手続きが煩雑なアクセスポイントがユーザアカウントを発行してくれたので、複数のiPhoneでログインした。すると程なく、通知なくアカウントにログインできなくなり、自分のパスポート番号が他の会社のアクセスポイントでも使えなくなった。規約に同時接続は1台までと書いてあったのかもしれない。
トイレは十字の中心付近と、各ゲートの搭乗手続きの場所付近にある。ゲートのトイレは、ゲートが開かないと使えないので、早めにゲートに近寄ると、後でトコトコと歩く羽目に陥る。散歩と思えば、それもいい。
ゲートが並ぶターミナルの通路には、数十メートルおきに無料の充電ポイントがある。夜間には照明がそこだけ明るく、ホタル族のように数名ずつスマホやノートを充電しながら、ネットにアクセスしていた光景が見られた。
最初にトランジットで長時間滞在したのは、シャルル・ド・ゴール空港で、その時は10時間ほど滞在したが、何もすることがなく、単に寝た。直航便がある場合はそれを使う。それでもこの数年で、チャンギが2回、インチョン、フランクフルト、チューリッヒ、ミュンヘン、スワンナプームと、たまに乗り換えが発生する。。私が事前にリサーチしたのは、チャンギだけ。その時は往路に10時間ほどの滞在だったので、事前に少し手配した。事前にリサーチをしておけば、乗り換え時間を有効に使えると、友人を見ていて感じた次第。
さて、次はどこの空港に立ち寄るだろう。