スクリーンの明るさと解像度が向上した。重量が少し軽くなった。でも、マイクロSDカードのスロットが廃止された。ウェブブラウザも内臓しなくなった。これらがDPT-S1とDPT-RP1の主な差分だ。
DPT-S1では、パソコンに保管してあるPDFライブラリから、マイクロSDカードにデータをコピーして、背面のスロットに挿せば良かった。書いたメモを戻すときも同様だ。そもそも著作権管理がされないPDFファイルしか閲覧と書き込みができないので、ファイルを直接にやりとりできることが相応しい。
DPT-RP1では、WindowsとMacのみに専用ソフトウェアが用意され、それぞれとのペアリングが必要になった。ペアリングをすれば、自動で同期してくれるようだが、親機を1台に限定するのは、持ち歩く使い方では面倒だ。どのパソコンを親機にするのが一番便利かを、検討するのがもっとも面倒。
使い方の多様性を許容してくれていた前モデルを、最適化した結果がこれなのだろうけど、もう少し幅広い使い方を許容してくれるとありがたい。そしてLinuxユーザも切らないで欲しかった。