自転車の後輪のナット交換

今朝、久しぶりに自転車で走っていると、タイヤの軸がずれてフレームを擦って抵抗を感じるようになった。蹴飛ばして戻しても、しばらく走っているとまたずれる。

たまたま通りがかったドン・キ・ホーテで工具を買おうと思い、お店に入ろうとしたら、自転車売り場があり、専門の技術を持ったスタッフさんが常駐してそうだった。開店の10時まで待ってもそれらしい人が現れないので、店内に入って、念のため必要そうな工具を確認したら、モンキー・スパナが1000円ぐらい。もしかして2つ要るかもしれず、あまり長期間保持したそうな素敵さもなく、とりあえず自転車売り場に戻ったら、いらしてた。

タイヤの軸を直してもらえますか、と尋ねると訝しげだったので、自転車を持ち込んで、ここです、とお願いした。さっそくレンチを取り出して、様子を伺い初めてくださった。ブレーキはかかる、ギアはチェンジできる、となるとタイヤの軸のネジか、と回したら、さっさと山が切れた。後輪を止める6角ナットの中のネジ山が剥けてたそう。それはちょっとした振動や力で後輪の角度が傾くはず。

8段ギア内蔵のボックスは見たことない、などと言いながらも、的確にネジを締め直してくれた。とても助かった。この自転車を買って、タイヤは4回ほど取り替えたが、たぶん最後の1回の際に切れたのだと思う。後輪がフレームにきちんとはまっていないのを不思議に思ってらした。そう、これまで組み立てた業者さんもタイヤを交換した業者さんも一番奥まで押し込んでなかった。なぜだろう。またチェーンが緩んでいるのも指摘してくださった。たぶん1本抜く必要があるのだろうが、急いでいたのでそのままにしてもらった。修理価格は、イレギュラーな対応なので、と別途見積もってカードをくれた。中のレジで払うのだそう。

メカを治せる人はかっこいい、としみじみ思いつつ感謝した。