今住んでいる家の台所の水道栓は、住み始めた当初から水が染み出していた。リフォームした業者さんも、仲介業者さんも、大したことないと言っていた。そう言われれればそうかと思って、そのままにしたが、最近、水道栓が緩み始めた。
それで気になって、少し調べてみた。水道栓から水が染み出すのは、中の機構やゴムの劣化によるものらしい。もう少し強気に主張すれば、交換してもらえたか。覚えておこう。このことを知ったのは、水道栓の外し方を調べていてのこと。
TOTOはオープンな会社で、水道栓の型番が分かれば、部品図や取り付け説明書がネットで公開されている。前の水道栓がTOTO製で、外すのにTOTO製の工具が必要で、買ったから、次の水道栓もTOTO製に決めた。でも自分で外せない。手で回せるはずの根元のリングが回らず、六角ネジの穴が見えて来ない。中の機構は分かっていても、これでは手が出せない。そこで近所のDIYストアで水道栓を購入して、交換までお願いすることにした。1万円強の工事費が載るため自分での対応を模索したが、これ以上の工具への出費も避けたい。実家の水回りはすべて、水道屋に任せている、と母から聞いたことにも背中を押された。
数日経って実際に交換をしてもらったら、スパナを2つ使って最初のリングを回すのに15分ほどかかった、と家族に聞いた。中が錆付いて回らなかったそうだ。それは素手で回るはずがない。お願いして良かった。