レンズからカメラへの道

最近は写真のほとんどがiPhoneでの撮影。ちょっと気分を変えてみたくなった。そこで悩んだのが、iPhone用のZEISSレンズを買うか、iPhoneにフルサイズのレンズをつけるアダプタを買うか、iPhoneにフィルタをつけるだけにするか、あるいはいっそカメラを買うか、だった。最初にレンズが欲しくなって、アダプタが欲しくなって、フィルタも欲しくなって、最後はカメラが欲しいことになった。

最初に欲しくなったExoLens PRO with Optics by ZEISS はiPhone 7対応のレンズキット。ここで知った。ExoLensとレンズが互換性があるかどうかは書いてない。iPhone 7 Plusへの対応も明記されてない。ワイドが歪んでないそうなので、期待できる。ただ、販路がApple Storeのみらしい。12月からアメリカのApple Storeでは販売を開始しているが、日本ではまだ取り扱いが始まっていない。日本では、前のモデルのExoLensも交換用の望遠レンズのみが取り扱いありで、アダプタなどは取り扱いなしという、半端な状態のまま。

そうこうするうちに、BeastGrip PROに行き当たった。これはいい。

iPhoneにCanonやNikonのレンズを取り付け可能にするアダプター!

これで他のカメラのレンズや偏光フィルタを活用するのもいいかと思った。しかし、大きい。

またolloclipのActie Lensでもいいとも思えて来た。適度に丁寧に作ってくれていることが予感させる価格設定のアダプタレンズ。でもこちらのワイドは歪むらしい。Aukeyは安いので少し悩む。安いレンズには、色がおかしくなるものもあるらしいから、試さずに買うのはやめたい。信じられるのはZEISSの名前だけ。

じゃあフィルタだけでもいいかも、とここを読んでいて、偏光フィルタを取り付ける気にもなってきた。そうしていろいろ物色はしたけど、ふと気付いた。小道具をたくさん揃えて持ち歩くなら、むしろデジカメを買った方がいいのでは。

そしてカメラに回帰した。NEXの後継機のα6500、ライカ系のLUMIXなどミラーレスを眺めてから、そういえばコンデジでもいいな、とDSC-RX100M5に目が止まった次第。あとは買うかどうかの判断だけ。

この人によると、望遠、標準単焦点(もしくは標準ズーム)、超広角、マクロのいずれかでいいなら、コンデジで十分らしい。確かにレンズを交換しないなら、レンズが交換できるカメラを買う必要はない。なるほど。私の撮り方では、標準ズームがあればおよそ十分。たまに広角が欲しくなるぐらい。iPhoneがワイド側は少し歪んでいる気がして、困っているのが、広角気味のコンデジを買えば、解決な気がして来た。

それではDSC-RX100M3を買い換えることにするか。1年間でレンズ部分ががたがたになったので、使わなくなっていたが、DSC-RX100M5は少しは頑丈になっているだろうか。

しばらく出かける機会がないので、意思決定は保留できる。