掌握しても仕方ないこと

自分が何でも知っていると錯覚していることの中には、情報を更新し続ける機会が与えられていてもその権利自体が不要なこと、教えてくれること自体が迷惑なこと、記憶に留める価値すらないのに悩んでしまう無駄なこと、など、およそ知っていてもなにも行動に結びつけようがないこと、そのことの影響が自分に及んでも、事後対応でいいことや、事後対応するしかないこと、が少なくない。要するに、流れてくる情報の中には、知っても何もできず、帰って無駄な情報も少なくない。
何でも状況を掌握する必要はないのである。