どこでもできる、を維持するのは少しだけ面倒

どこからでもどのデバイスやマシンを使っていても同じ情報にアクセスできる、のがクラウドの長所。ただ、それを実現している技術は、有線と無線のネットワーク、絶え間ない同期、更新の衝突を避ける工夫、だから、同期する数が増えれば、それだけ同じ情報が何度もネットワーク上を飛び交うのに、そしてアクセスするのはどれかひとつから、となる。通信が有料の場合には、デバイス数を増やすのは勿体ない。もしかしたらプッシュ通知も使っているかもしれないけど、あれも厳密にはプッシュではなくて、「こっちに連絡をくれてありがと、ついでによろしく」だから、デバイスが通信したくない時にプッシュするのは不可能。そして、多くのデバイスにプッシュするのは、同様に勿体ない。また、デバイスを常時オンラインにしておくと、同期や更新だけで少しずつバッテリが消耗していくので、使っていなくても充電しないといけなくなる。
とまあ、あまり使っていないiPadの充電を頻繁にするのが面倒になってきたので、クラウドベースの同期をしている幾つかのアプリの使用環境を絞ることにした。一つ目はOmniFocus。Apple Watchでも便利なので、どこでも使うようになったが、持ち歩いているすべてのデバイスで同期せずとも問題ない。同期のための通信頻度が気になるので、一箇所では一つにするようにアプリを削除して回ることにした。

  • 仕事場はMacBook
  • 外はiPhone
  • 家もMacBook

これら以外はアプリを削除するか、少なくともデータベースはリセットして空にしておく。iPad用は要らなくなったけど、ユニバーサルアプリになってるので、まあいいか。
データがサーバ上にあるウェブベースにサービスは、データ損失のリスクを気にして、あまり積極的に活用できていない。使う都度、サーバにアクセスするのも少し無駄かもと思ったりもする。