自転車5年目にサドルの高さを初めて変えた

今の自転車に乗り始めてもう4年間が過ぎて、5年目も半ばに突入していることに気付いた。買ったきっかけは、家族の死。少し健康に注意しようと思い始めて買った。

その後、乗ったり、乗らなかったり、ともかく5年目になった。何度か転んだ。3度ほど宙返りをしたし、1度はガードレールで首を切りそうになった。走行中に車と衝突しそうになったのも4度ほどあった。それでも特に大きな怪我はせずにここまで来た。パンクは4回。チューブレスタイヤを3回パンクさせて、太いタイヤに取り替えたら、パンクしなくなった。私の乗り方は細いタイヤには向かないらしいと分かった。

最近また頻繁に、自転車に乗るようになった。走るのは膝に負担がかかるので、他の運動を、と思ったこともある。連休頃に自転車での移動を再開した当初は、週に3度ほどだった。でも今は、自転車での移動が当たり前になり、ほぼ毎日になった。頻度が上がったので、慣れた道以外は慎重さも心がけるようになった。冬になるまで、暫くは自転車乗りが続くと思う。早起きすれば、暑くなく移動できる。夜は涼しい。

ところで今週、初めてサドルを上げた。買った時に、サドルを上げる人がいるけど、サドルは膝に余裕のある高さがいい、大事なのは腰の位置ではなくてケイデンスを一定に保つこと、と自転車屋のお兄さんに教わった。だからサドルの位置を前後に変えて調節したことはあるけど、上げたのは初めてだった。たぶんフレームのサイズのうち、ハンドルとサドルの間の長さが多少、私には小さかったようで、もう少しサドルを後ろにしたいところ、できなかったので、上げてみた。

走行中に、かかとを伸ばさないと膝がぴんと伸びる、ぐらいの長さにしたら、腿もふくらはぎも膝周りの腱や筋も、力を入れたときの疲労感がぜんぜん違った。少し筋を伸ばしたいので、暫くこのままにして、ケイデンス重視のギア選びを心がけるつもりだ。でも本当に、力強く安定した走行を継続したかったら、サドルは低めがいい、と初めて認識した。

今回の変更がどこかの故障につながりそうなら、戻すつもりなので、暫く慎重に走ってみる予定。