今朝は、6時半には起きたのに、体調を整えて、荷物を作っていたら、家を出るのが9時頃になってしまった。高尾山口駅に着くのが10時を過ぎるともう、人の出が多くなる時間帯なので、通常なら登らないところだけど、少し試したいことがあったので、出かけた。だから高尾山口駅についたのは、10時少し前。
ケーブルカーの清滝駅前は、まずまずの人出だった。中学校の遠足組も居たよう。JRのどこかでの人身事故のため、定刻になっても揃わず、引率の方々が忙しげにいろいろなところに連絡をしていた。その目の前で、サポーターを付けたり、身支度をしていたので・・・。
今回の装備
- Z30
- シャツ、アンダーシャツ(いつもどおり)
- ハーフパンツ、サポートタイツ(いつもどおり)
- 登山靴
- 膝サポーター(登りから装着)
- トレッキングポール(久し振り)
- タオル
- ジャケット類はぜんぶ背中に背負った
- 腕時計、カラビナ時計(何か忘れてると思ったけど、まさか高度を測れるものをすべて忘れるとは)
- ハイドロ装備、水筒(急いで出て、忘れた)
いつも通り、稲荷山コースにするつもりだったけど、登山口で急に気が変わり、6号路で登ることにした。6号路はしばらくケーブルカー沿いに歩いてから、山に分け入るコース。1号路は最初の坂が面白くなかったので、6号路にはちょっと期待してみた。
6号路の感想は2つ。途中までは6号路で正解と思いながら登った。何しろ、沢に沿って登るコースだから、ずっと水音を聞きながら、沢のせせらぎに冷やされた空気を感じながら登っていける。琵琶滝の手前までは、道路は舗装されてるけど、琵琶滝から向こうは細い山道になる。でもずっと沢沿いに進んでいく。こういうコースは、夏場は大好き。昨日までの降雨のおかげで、沢の流水も増量していて、また山からしみ出る水も多く、登山道もところどころぬかるんでいたけど、登山靴で登れば問題ない程度だった。ただ稲荷山コースと比べて全般的に道が細いのと、意外とこの道を使う登山者が多いので、追い越しポイントもあまりなく、登山のスピードはゆっくり目になるので、トレッキングは稲荷山コースの方がお勧めと思う。何人か走っていた人はいたけど、稲荷山コースと比べると走りにくそうだった。
もう1つは、山頂直前の階段がとてもきつかった。沢沿いに登るコースだけど、沢は山頂から流れてきている訳ではないので、途中から急に山の斜面を蛇行したり階段を登ったりしながら、山頂を目指すことになる。登りながら、左手前方の山の尾根に稲荷山コースの登山者が見えるようになったら、こちらもそろそろ頑張らないと、というのが目印。少し斜面をじぐざぐと登る登山道が始まったと思ったら、急に階段に出会う。この最後の階段が、それまでの6号路とは全く異なる印象を与える。えーって感じ。まあ、沢の源流を目指すわけにもいかないし、仕方ないんだけど。
6号路の階段を行くと、今年、山頂下に新築されたトイレの前に出る。そこからは、研究路を左手に進めば、稲荷山コースの山頂下の階段を登れって山頂に行ける。絶対にそのまま山頂を目指した方が楽である。すぐそこに山頂があるのに、わざわざ遠回りして下って、階段で上らなくても・・・。
そうして山頂に着いたのは11時半だった。梅雨の合間の曇りの日曜日で、多くの人がランチを食べていた。こちらは何も持ってきておらず、山頂でランチにしようか、降りてランチにしようか、少し考えたけど、降りてからに決めた。15分ほど休んでから、下り始めた。
下りは、薬王院を経由して、ケーブルカーの高尾山駅まで、まあまあスムーズに歩けた。登りから装着していたサポーターと同じく最初から使用していたトレッキングポールのおかげで、膝も泣き出したりはしてなかった。それで少し甘い判断をして、一度は駅まで行ったものの、少し戻って2号路で琵琶滝まで降りることにした。これが失敗。そもそも2号路は、階段を降りて5分ほどで山の斜面沿いに山頂方向に戻る経路だけど、高尾山口駅に行くのは、それではなく分岐の左方向。要するに、このルートは高尾登山鉄道のマップには載っておらず、研究路でもない。はお勧めしてない。降り始めてすぐに膝が泣き出すし、勾配が結構きつい坂が続いたし、琵琶滝の水音が聞こえるまで、少し緊張しながら降りた。琵琶滝からは6号路と一緒で、とても落ち着いて降りられた。
そうして清滝駅前に戻ってきたのは、1時半。上からここまで40分かかった計算だ。ランチについて考え始めたが、もう疲れたのと、そこら中のおそば屋さんや他の食事処はどこも、外まで行列ができていた。ピリ辛蓮根と高尾まんじゅうをお土産に買って、そのまま電車に乗った。