2012.06.02 棒ノ折山(棒ノ嶺) #4

前日まで、有間ダムに行くのは決めてたけど、どれに登るかは決めかねてた。土曜日は夕方から天気が崩れそうだったので、新しい山にチャレンジするよりは、慣れた山の方にしようと、やっと棒ノ嶺に決めたのは今朝のこと。いつものように車で名栗湖まで乗せいってもらった。

8時半に名栗湖(有間ダム)を出発し、白沢滝登山口から登り始めた。登山口はダムの堰止めを渡って少し歩いた奥にある。

後ろを見ると、管理事務所が見える。あとでゴンジリ峠から、この管理事務所を見下ろせるので、覚えておくといい。

棒ノ嶺はこの1年間で4回目(1回目は2011.11.032回目は2012.01.083回目は2012.01.28)。毎回このルートなので、だいたい休憩のペースも掴めてきてる。このルートでは、2箇所のゴルジェとその前後と間の水場をでのんびり歩くのと、東屋で5分から10分ほど身体が冷えない程度に少し休むぐらいが、私にはちょうど良い。一度冷めた身体でも、東屋の次の急斜面ですぐに暖まるけど。

ゴルジェの一つ目。

今日は、この花をよく見かけた。

途中の東屋は、登山口から約1時間の地点で、林道の脇にあって開けているし、沢の水もすぐ横を流れていて、休むにはちょうど良い。昨日まで雨が降っていたため、沢の流れは多めだった。

このすぐ先に急な斜面があるから、ここでは必ず休むことにしてる。大抵、登りの人か降りの人かが、休んでて、少し情報交換ができる場所でもある。東屋の奥の50mほど登る斜面の先には、ご褒美に暫く平坦な道が続くのが嬉しい。でもその先に、また斜面があるのと、ゴンジリ峠の手間に、心臓破りの階段が2箇所あって、ここがこのルートの難所のひとつ。これは一つ目。

二つ目はもう少しきついけど、これを上りきったところがゴンジリ峠。これでも川井からの棒ノ嶺へのルートの200m以上、まっすぐ登る階段よりは、ずっと楽。あちらは登りも降りもきついもの。

ゴンジリ峠は、白滝沢口から名栗湖の対岸に見える事務所が、山の上から見えるので、こんなに登ってきたんだ、と嬉しく思う場所。

でも、ここからしばらく平坦な道が続いて、斜面になったら、そこを登り切ればもう棒ノ嶺の山頂。

だからゴンジリ峠では、写真を撮るぐらいで、長くは休まず通過することにしてる。10時前後の通過で、この頃、東京消防庁のヘリコプターがうろうろしてたけど、誰かが、携帯で呼んだから、場所が分からないんじゃないの?と言ってた。無事だと良い。

棒ノ嶺の山頂手前の階段は、上半分が撤去されてた。

土台の傷みがひどかったからかな。前回来たときは、まだ階段が残ってて、迂回するように指示があったので、3月から5月の間に、きっと作業してくださったのだと思う。環境保全に努めてくださってる方々に感謝。

そして10時半に棒ノ折山頂上。ここで30分ほど休憩。雲が張っていたためか、SoftBank携帯は圏外のままだった。

一人でやることもないのと、ランチは下でと決めてたので、11時に下山開始。ここで問題発生。登りは問題なかったのに、降り始めたらすぐに右ひざの外側に痛みを感じ始めた。そのため下山は一転してスローペースとなった。ゆっくり降りてきたら、身体がまったく暖まることはなく、疲れもしなかったので、一度、ベンチで5分ほど右ひざを休ませた以外は、ほぼ休憩なしで降りてきた。それでも登りと同じく2時間かかった。確か前回の雪が残ってた棒ノ嶺行でも、同じく右ひざが痛んだので、次回は消炎剤とサポーターをザックの中の荷物に加えた方が良いかも。まさか、登り始めにきちんとウォームアップしてなかったから?いろいろ反省が残った。

1時に名栗湖(有間ダム)に戻ってきた。

着替えてたら、巡回してた職員の方から、お土産にどうぞ、と有間ダムのカードを頂いた。嬉しい。

朝と同じく、車で迎えにきてもらい、レストランHAMAでランチ。前回の大きな大きなカツカレーを憶えてので、今回は二人でステーキ丼120gにした。

うちと違うソースなのが、ご飯には似合ったし、とてもおいしくいただいたけど、これも二人で、レモンを少ししぼってもらえるといいね、と意見が一致した。客の立場はいつでも我が儘・・・。

ランチの後は、好日山荘の瑞穂店で少し買い物をしてから、拝島駅まで送ってもらって電車で帰路についた。